オペラ歌手を批評することについて
批評と呼べるほど大したものではありませんけど、このブログでは有名オペラ歌手の動画を参考に、発声について考えたりする記事も書いていくつもりなのです。
それで、人前で演奏した経験がある人なら誰でもおわかりになると思いますが、それはそれは緊張します。世の中には緊張しない人もいるんですかね。しかしあのパヴァロッティでさえ緊張すると言っていたそうなので、みんな緊張して当然です。パヴァロッティはそうすると安心するそうで、よく白のハンカチを握りしめて歌っていました。
何が言いたいのかというと、人前での演奏は緊張はするし、観客に音楽を伝えるにはそれなりにパワーもいるし、心身ともに体力勝負なのです。なので、プロで活躍するオペラ歌手たちには本当にリスペクトしかありません。
それに歌手も人間ですから、いつもいつも完璧な演奏というわけにはいきません。歌い方にその人独特の癖があったりもします。
批評する場合はそういった完璧でない部分や癖を指摘することになりますが、それはその歌手を否定しているわけではなく、あくまで勉強のため、発声について考えることを目的にしています。
それに、実際の舞台で観客に感動してもらえるということは本当にすごいことで、ああ、まあまあなんじゃない?と思ってもらえるくらいで、その人は相当上手いレベルなのだと言われています。
なので、決してこの歌手は下手くそなんだとか思わないでくださいね。あくまでみんなリスペクト、みんなすごいという前提があることをお忘れのないようお願いします。(!)語彙力
結論、プロのオペラ歌手はみんなすごい。
もちろんプロに限らず人前で演奏する方はみんなリスペクトです。乾杯。